みなさんこんにちは!我が家にあのKATOの自信作であろう789系1000番台が入線しましたので,レビューしていきたいと思います.
今回はその①ということで,外から見える部分のレビューをしていきたいと思います.
789系1000番台とは?
1979年(昭和54年)からエル特急「ライラック」などで運用されてきた781系電車を置き換えるため、2007年(平成19年)に川崎重工業で製造された車両である。5両編成×7本(35両)が製造された
製作・増備の経緯(1000番台)
国鉄分割民営化に伴うJR北海道発足後、札幌駅 – 旭川駅間をはじめとする道央の電化区間を走る特急列車は、国鉄時代に導入された781系電車と1990年(平成2年)に導入された785系電車で運転されてきたが、このうち781系の老朽化が進行していた。
そこで、781系の置き換えを目的として、789系(基本番台)をベースに製造されたのが本区分である。2007年(平成19年)10月1日ダイヤ改正から札幌駅 – 旭川駅間のエル特急「スーパーカムイ」と新千歳空港駅 – 札幌駅間の快速「エアポート」として営業運転を開始した。その後、2013年(平成25年)11月1日ダイヤ変更からは東室蘭駅 – 札幌駅間のエル特急「すずらん」にも使用されるようになった。2016年(平成28年)3月26日ダイヤ改正に快速「エアポート」の運用から撤退した後、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正から札幌駅 – 旭川駅間の特急「カムイ」、東室蘭駅 – 札幌駅間の特急「すずらん」として運転を開始した。
wikipediaより適宜修正
7本しか実際に存在しないなら全編成そろえられますね!!(白目)
基本番台(0番台)はスーパー白鳥として運用されていましたが,現在は道央圏に転属となり,特急ライラックとして活躍しています.
萌黄色のカラーリングが特徴の基本番台ですが,こちらの1000番台はシルバーに統一されたカラーリングでスタイリッシュな印象を受けます.
目元のシャープさが顔を引き締めている印象です.
外見レビュー
ざっくり最初にレビューしちゃうなら,ケースを開けた瞬間にKATOの本気を見た感じがしました.
さすがは定価が税込み\20000を超えるだけある商品だなと圧巻されました.
それでは各車両を見ていきます.
まずはクハ789-1004から.



塗装,印刷,造形すべてにおいて文句なしです.
続いてモハ789-1004



屋根上までしっかり再現されています.
隣のパンタ装備車(サハ788-1004)からの氷雪で車体が損傷するのを防ぐためのスノーガードもきれいに造形されています.
普段使っている私もこのパーツをまじまじと目にする機会はないので実車の再現度はわかりませんが,シャープな作りは別パーツだからなせる業なんでしょうか.今後の記事で徹底分解していく予定なので,その時にまた観察してみます.
さてさて,続いてはサハ788-1004を.





交流電車ならではの複雑なパンタ周りのごちゃごちゃ感,たまんないですねぇ~~~~!
パンタの碍子は白で表現されていますが,実物の車両は緑っぽいあの色をしています.なんか編成によって色違ったりするのかな…
パンタの碍子は白く塗られているわけではなく別パーツのようにも見えますがどうなんでしょう.徹底分解のときはそこもみなきゃですね.
それにこの車両,モーター車なので床下はしっかり見ておきたいところ.
この製品では,珍しくサハにモーターが積んであります.
まあ床下カバーがあるのでどこの車両にモーターが積んであろうと見た目にはほぼわからないので真ん中の車両に乗せたのでしょう.
特にこの車両がモーター車である弊害もないのでこれで満足です.モーター車がどこにあるかよりスムーズな走行性能のほうが走行派の私には重要なのです.
続いてモハ789-2004
こちらもスノーガードをはじめ屋根上機器の造形は文句ありません.
JR北海道特有の「uシート」の印刷も非常にきれい…と思ったのですが,今よくよく見てみるとuシートの印刷に欠けが….結構ショック.
恐らく個体差でしょう.ほか3か所がきれいに印刷されているので,私が単純にハズレの個体を引いたようです.
いまこうやって見て思ったのですが,車体がかなり低くなって,台車との隙間が小さくなっているので足回りはかなり引き締まった印象を受けます.
さてさて,最後の車両クハ789-2004です.






こちらも印刷ははっきりきれいに出ています.やはりuシートの印刷欠けはハズレだったんですね…
交換とかってしてもらえるんでしょうか.ボディごとAssyで交換になるんですかね.詳しい方いらっしゃいましたらコメ欄にて教えてください.
前面


基本番台とは違ってシャープなライト周りが忠実に再現されています.
ダミーカプラーではありますが,連結器カバーの造形も文句ないレベルです.
Twitterで話題になりました,塗装飛びのようなワイパー取り付け部のポッチ(凸部)もちゃんと表現されていました.よくこんなところまで再現しましたよねKATOさん…
すごい以外に言葉が出ません.
ライトがつくとこんな感じ.

ヘッドマークが奥まっているのが嫌だとブログに書いてらっしゃる方もいましたが,私は逆にこの奥まってる感大好きな民です.
ガラス(正確にはポリカーボネート板)1枚挟んでその奥に表示装置がある感じ,たまりません!!
前照灯の色味の違いもきちんと再現されていて,素晴らしい出来です.
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