ブレッドボードの中身の構造ってどうなってるの!?気になったので分解してみたら……

皆さーーーーん

いま急速に話題沸騰中のブレッドボード、使ってますか??今までポピュラーだったユニバーサル基板から、はんだ付けなしで回路が組めるブレッドボードというものがいまトレンドになっています。

そこで今回は、ブレッドボードとはなんなのかというところからその利点まで、深掘りしていきたいと思います。

ブレッドボードとは

ブレッドボード(英:breadboard, protoboard)とは、電子回路実験(や試作)をするための板のことである[1]

出典:Wikipedia

めちゃくちゃざっくりですよね。もう少し詳しく見ていきましょう。

サイズはもちろん、タイプもいろんな種類がありますが、今回は一般的な物を扱うことにします。

外観

↓まずは見た目。(自分の持っているものです)

↑こんな感じでたくさん穴が並んでいて、横、縦に数字とアルファベットがそれぞれ印刷されています。

↓裏面はこんな感じ。裏面が両面テープになっていて固定できるものもあります。

これは確か買ったときは300円くらいだったと思います。めっちゃお値打ち!

これを駆使して回路をくんでいくと….

デン!!!!

こんなようわからんごっちゃごちゃな感じになっちゃってますが、こうやって回路を組むことができるのです。

ブレッドボードの中身

ブレッドボードは、穴に部品の足を刺すだけで電気的に接続されます。では、中では一体どんなことが起こっているのでしょうか。まずは裏面の黒いテープを剥がしてみます。

ちょっと縦になっちゃいましたが…こんな感じで、金属が入っています。見えにくい場合はクリックして拡大してください。

そして、この金属はなんなのかと言うと

こんな形をしたパーツになっています。小さくて見えにくいでしょうか、この二枚の金属板の間に部品の足がささり、導通する仕組みになっています。ペイントで書いたイメージも載せておきます。

このように接触することではんだづけなしで導通を確保します。

電気的な回路パターン

電気的にはなかでどうつながっているか、このままではわかりませんので、つながっている部分に青線を引いてきました。真ん中はぽっかりあいたいますが、端っこのほうと同じようにつながっています。

上下の2本*2だけ、まっすぐ長くつながっていて、それ以外は穴が5つずつ縦につながっているんですね。ここに電子部品を差し込んでいくことで回路が出来上がります。

実際に部品をつけてみよう

本当にこれであっているか、そしてどう配置すればよいのか、実際にやってみましょう。

上下の穴の列で、赤い線が引かれている側が+極、青い線が引かれている側が-極です。あわせて電源ラインになります。もしブレッドボード、LED、抵抗、それに電源(電池)があるなら実体配線図にそってやってみましょう。

こんな回路を組みます。

縦に並んだ5つの穴が電気的につながっているので、これで電源を入れるとLEDが点灯するはずです。

さあ、結果は…………….

見事につきました!めでたしめでたし

おまけ

↑過電流で抵抗がやけてしまっても

↑すっとぬいて取り替えるだけ!!!めちゃ楽です。これで回路ミスをしたときも簡単に治せるようになります!

以上、ブレッドボードについてでした。

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