こんにちは~!赤熊です.
今回はベタな工作ではありますが,室内灯を自作して組み込んでいきたいと思います.
室内灯の自作
とは言っても,ネットが普及した現代では室内灯の作り方といってもわんさか見つかります.
今回は代表的(?)な夕庵式とテープLED式の2タイプで室内灯を自作して2者を比較してみたいと思います.
夕庵式
メーカー品(ポポンデッタ製等を除く)はこの方式です.なぜ夕庵式というのかは知りません.
この方式は,1つのLEDを発光させ,その光をプリズムと呼ばれる透明な部品を使って車内に広げます.光の全反射を利用したものです.
このように,プリズムを通った光は反射して伝わっていきますが,途中で光が漏れ,その光で車内を照らす仕組みとなっています.
メリット
- 安い
- LEDの選定が可能(色・明るさ等)
- 長さの調節が自由自在
1番のメリットは,LEDが1つで済むので安く製作できることです.
デメリット
- 部品点数が多め
- 工作が多い
- はんだづけ箇所が多い
一番のハードルは工作が多いことだと思います.透明プラ棒(導光材)をカットしたりLEDと導光材を繋いだり,はんだ付けする箇所が多かったり…
少し技術的には難しいですが,メリットもありますので,そのメリットを重視される方はこちらを製作してみてください.
テープLED式
LEDがテープ状の基板に取り付けられています.はんだづけが必要なのはテープLEDとブリッジダイオードをはんだづけするだけです.
メリット
- はんだづけが少なくて済む
- 工作が少なく取付が簡単
- 車両への取り付けも容易
デメリット
- 長さの調節が困難(5cm刻みや2.5cm刻みでの調節しかできない)
- やや高額
- 色や明るさは限定されている
- 光りだす電圧が高い
- ↑のせいで常点灯システムやPWM式のコントローラを使う必要がある
この手法の最大のメリットはずばり,工作が簡単ということです.製品化されているテープLEDを使用するのでLEDや抵抗のはんだづけが省け,しかもかなりの明るさで光ってくれます.しかし,光り始める電圧が高く,普通のコントローラで操作したときはスケールスピード100km/sくらいでもほとんどつかないくらいです.
常点灯対応のコントローラやkatoのスタンダードsxを使用する場合は問題ありませんが,トミックスの古いタイプのコントローラやカトーのスタンダードsを使用する場合は注意が必要です.
常点灯対応のコントローラを自作することで解決できますので,その記事もぜひご覧ください.
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