今回分解していくのはコチラ↓
トミックスの右ポイントです.ではレッツゴー
まずは分解
一番最初にポイント駆動用のユニットを外しておきます.
今回は転換不良ではないので個のパーツは正常なはず.
それが終わればポイント裏の5か所のネジを外すだけで分解できます.トミックスのポイントは分解が簡単なのが非常にありがたい所.だからといってすぐに壊れていいとは言ってませんが…
裏ブタを開けた状態↓↓
レールから基板に給電される燐青銅の部品と,フログ部分に給電するためのスプリングが見えます.
このスプリング,毎回分解してて思うんですが,本当に通電パーツとして使用していい規格なのかはわかりません.今回はまあ機能すればいいので目をつむります.
可動部の接点を磨いてみる
この部品は金メッキされているので,素手では触らないようにしましょう.
ピンセットなどで部品をつまみ,ポコッと出っ張ってるところをユニクリーナーやエタノールで拭いてやります.
反対側も,もう一つのほうの部品も,同様に作業していきます.計4か所の掃除完了.
非可動部の洗浄
さらに,今回はリン青銅の給電端子がやられていることもあるという記事を目にしたので,そっちも磨いていきます.
合計6か所あります.こちらはめっきなしの銅製で,可動接触点でもないのでこいつを使って磨いちゃいます↓
デンッ!ピカール様です.
綿棒を斜めにカットして,カットした面を使って基板と接触する部分を磨いていきます.
なんでまた綿棒なのか,しかもカットした面なのかというと,綿棒の綿のところだとファサファサになってしまってしっかり磨けず,かといって他の物だとうまく磨けません.
つまようじも試したんですが,先っちょが細すぎて全然だめでした.
というわけで,私の試行錯誤の結果,この綿棒カット作戦が確立されたわけです.良ければ皆さんもどうぞ笑
ピカールで磨いたあとは,しっかりふき取らないと余計通電不良になりかねません.綿棒の綿のところで丁寧になぞるか,カットしたうちのもう片方の綿棒のカット面でこすってあげます.
これにて燐青銅部品の洗浄完了.
基板のお掃除
基板はパターンが金メッキされているので,こちらも皮膚の直接接触注意です.
金メッキされているのでちょっと不安はあったのですが,今回はコチラ↓
またまた登場ピカール様で研磨しちゃいます.
今度は綿棒の綿のほうにピカールを取って,基板のパターンを磨き上げます.この時注意で,可動部品が接触する場所は基本的に部品の可動する方向に沿って磨いてください.
そうしないと,スパークが発生しやすくなって通電不良になるのが早くなってしまいます.
磨きあがった基板がコチラ↓
若干黒っぽくなっている場所を磨いています.
どうしてもピカールで研磨したので,削り粉が取り切れずに黒っぽくなってしまいますが,ちゃんと乾いた布やティッシュで拭きとってあげれば問題ありません.
磨く場所は,パターンが切れている(終わっている)場所です.ここに銅の給電部品が接触します.
くみ戻すときの注意
事前に状態を確認しておかなかったので,可動部の金メッキされた導電パーツの場所が少し迷いました.
丸で囲った場所にパーツ中央のでっぱりがハマるように置きます.向きは,中央のでっぱりが下.端っこの2つのでっぱりは上に向くように取り付けます.
再度組み戻せば完成!
皆さんもポイントの通電不良対策は苦労なさっていると思いますが,固定式にしたときとかこういうメンテどうすればいいんでしょうね…
それでは,今回はこの辺で~👋
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