M-9モーターの故障でお財布が死にそうな皆様,こんにちは.
害悪モーターとして名高いTOMIX製M-9モーターですが,皆さまの車両のモーターは元気に動いていますでしょうか?
筆者の車両たちはしょっちゅう走らせるというのもあって,低速運転が好みの当鉄道でも所有している物のうち25%のM-9モーターがご臨終しました.
TOMIX M-9モーターの修理方法
過去に超音波洗浄機にぶち込んで復活させる方法があります.詳しくは過去記事をご覧ください↓↓
今回の修理方法はというと…
タイトルに書いた通り
IMONモーターに交換しちゃいます!
今回交換対象になってもらう車両はこちら
EH800です!
症状は完全に不動.モーター内でショートしているようで,線路に乗せて走らせようとすると過電流でコントローラーの保護装置が働いてしまいます.
使用したイモンミニモーター
今回は,
IMONミニモーターD2
品番: 1215D12-10-15
を使用しました.
この製品は,軸径が1mmで両軸タイプとトミックスのM-9モーターと同じ外形特徴になっています.
外見の比較
気になっていた軸長と,モーター本体の長さの違いですが,下の写真のような感じでした↓
モーター本体の全長は若干差があるように見えますが,問題ない範囲でした.
軸長はほとんど一緒なのでこちらも問題なさそうです.
続いて,斜め上から見た写真.
左側がイモンモーター,右側がM-9です.
M-9はフライホイールを外すときに無理やり外したので傷がひどいです…
フライホイールの外し方詳細は後で解説していきます.
いざ施工!
まず車両をばらしてモーターを取り出します.
追記:EH800のモーターは取り外しやすかったのですが,うちのDF200で同じことをやろうとするとシャフト接続用のプラパーツを外すのに難儀しました…
当方では,カッターの刃をプラパースとフライホイールの隙間に差し込み,プラパーツを切ってしまわないように慎重に取り外しました.
一発でやろうとせず,何周も何周も,モーターの軸を少しずつ回転させながらじんわりと外していきましょう.
続いて,透明なモーターホルダーからモーター本体を取り出します↓
私は集電用のばね金具をモーターホルダに着けたまま換装しましたが,心配な方は外してから換装しましょう.
続いて,フライホイールを外します.軸に圧入されているのでそう簡単には抜けません.
私はめんどくさがりなので,フライホイールをプライヤーで挟んで,細いプラスドライバーをハンマーでコチコチやって外しました.
良い子の皆さんはキチンとピニオンプラーを使用して取り外しましょう!!
googleでピニオンプラーと検索すれば出てきます.
追記:安い中華製のピニオンプラーでも使えました.軸径が1mmに対応している製品を購入してください.
ピニオンプラーを使うときは軸径が細いので,取り外し用の金具のピンを折ってしまわないよう,ピンがモーター軸の真上に来ているか,フライホイールにピンが乗っかっていないかを確認してから作業しましょう.
ここまでくれば作業は終わったようなものです!
イモンモーターにフライホイールを取り付けた後,
モーターホルダーに集電金具を取り付け,イモンモーターをはめて完成です!!
イモンモーターはM-9と極性が逆なので,文字を下向きにしてホルダーに入れましょう.
下の画像は入れる向きを間違っているので気を付けて!!
こんな感じで,私の場合はポンつけで終わりました.
↑の写真のまま組み込んでテスト走行させたところ,車両が逆向きに走ってしまったので焦ってモーターの上下を入れ替えました.
先ほども書きましたが,文字は床側(裏側)になるようにホルダーに挿入しましょう.
走行動画
非常に滑らかに走ってくれるようになりました!筆者もご満悦!
まとめ
今回は,不動のM-9をイモンモーターに換装しましたが,とんでもなく滑らかな走りになってくれて大満足です.
KATOほどではありませんが,フライホイールの効果が強く体感できる結果となりました.
低速勢にはとってもおすすめのモーターです!
それでは,今回はこの辺で~👋
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