M-9モーター故障したのでイモンモーターに付け替えた【トミックス IMON】

M-9モーターの故障でお財布が死にそうな皆様,こんにちは.

害悪モーターとして名高いTOMIX製M-9モーターですが,皆さまの車両のモーターは元気に動いていますでしょうか?

筆者の車両たちはしょっちゅう走らせるというのもあって,低速運転が好みの当鉄道でも所有している物のうち25%のM-9モーターがご臨終しました.

TOMIX M-9モーターの修理方法

過去に超音波洗浄機にぶち込んで復活させる方法があります.詳しくは過去記事をご覧ください↓↓

超音波洗浄機にモーターをぶち込んでみる

2019年5月16日

今回の修理方法はというと…

タイトルに書いた通り

IMONモーターに交換しちゃいます!

今回交換対象になってもらう車両はこちら

EH800です!

症状は完全に不動.モーター内でショートしているようで,線路に乗せて走らせようとすると過電流でコントローラーの保護装置が働いてしまいます.

使用したイモンミニモーター

今回は,

IMONミニモーターD2

品番: 1215D12-10-15

を使用しました.

この製品は,軸径が1mmで両軸タイプとトミックスのM-9モーターと同じ外形特徴になっています.

外見の比較

気になっていた軸長と,モーター本体の長さの違いですが,下の写真のような感じでした↓

モーター本体の全長は若干差があるように見えますが,問題ない範囲でした.

軸長はほとんど一緒なのでこちらも問題なさそうです.

続いて,斜め上から見た写真.

左側がイモンモーター,右側がM-9です.

M-9はフライホイールを外すときに無理やり外したので傷がひどいです…

フライホイールの外し方詳細は後で解説していきます.

いざ施工!

まず車両をばらしてモーターを取り出します.

追記:EH800のモーターは取り外しやすかったのですが,うちのDF200で同じことをやろうとするとシャフト接続用のプラパーツを外すのに難儀しました…

当方では,カッターの刃をプラパースとフライホイールの隙間に差し込み,プラパーツを切ってしまわないように慎重に取り外しました.

一発でやろうとせず,何周も何周も,モーターの軸を少しずつ回転させながらじんわりと外していきましょう.

続いて,透明なモーターホルダーからモーター本体を取り出します↓

私は集電用のばね金具をモーターホルダに着けたまま換装しましたが,心配な方は外してから換装しましょう.

続いて,フライホイールを外します.軸に圧入されているのでそう簡単には抜けません.

私はめんどくさがりなので,フライホイールをプライヤーで挟んで,細いプラスドライバーをハンマーでコチコチやって外しました.

良い子の皆さんはキチンとピニオンプラーを使用して取り外しましょう!!

googleでピニオンプラーと検索すれば出てきます.

追記:安い中華製のピニオンプラーでも使えました.軸径が1mmに対応している製品を購入してください.

ピニオンプラーを使うときは軸径が細いので,取り外し用の金具のピンを折ってしまわないよう,ピンがモーター軸の真上に来ているか,フライホイールにピンが乗っかっていないかを確認してから作業しましょう.

ここまでくれば作業は終わったようなものです!

イモンモーターにフライホイールを取り付けた後,

モーターホルダーに集電金具を取り付け,イモンモーターをはめて完成です!!

イモンモーターはM-9と極性が逆なので,文字を下向きにしてホルダーに入れましょう.

下の画像は入れる向きを間違っているので気を付けて!!

こんな感じで,私の場合はポンつけで終わりました.

↑の写真のまま組み込んでテスト走行させたところ,車両が逆向きに走ってしまったので焦ってモーターの上下を入れ替えました.

先ほども書きましたが,文字は床側(裏側)になるようにホルダーに挿入しましょう.

走行動画

非常に滑らかに走ってくれるようになりました!筆者もご満悦!

まとめ

今回は,不動のM-9をイモンモーターに換装しましたが,とんでもなく滑らかな走りになってくれて大満足です.

KATOほどではありませんが,フライホイールの効果が強く体感できる結果となりました.

低速勢にはとってもおすすめのモーターです!

それでは,今回はこの辺で~👋

 

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