さあ、いよいよ遮断機駆動部の製作に入っていくわけですが、、、
この踏切製作の目標として
- お座敷レイアウトでも組み込めるようにしたい
- 1機あたりセンサー類も含めて5000円以内
- 誰でも作ろうと思えば作れる
- そこそこリアル
以上の4点を製作目標として作っていきたいと思います。
ってことでこの条件で作るための材料を探していきます。
電子部品ははんだ付け用のユニバーサル基板を使えば1500円以内でおさまるだろう、という読みなので、他にかけられるのは上限3500円くらい、ということになります。
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警報器・遮断機は既製品を使う??
katoから発売されている踏切線路や、トミーテックから発売されている踏切など、動作しない既製品の踏切も数多く出回っています。それを改造して自動踏切を作ろうという1つの作戦です。踏切を1から作りあげなくていいという大きな時間的、労力的メリットがありますが、一方で作る楽しみが少なくなったり、気に入らない箇所があったり、お金がかかったりというデメリットもあります。ひとまずはkatoの踏切線路を使うという仮定で進んでみます。
アマゾンで\867でした。使える金額は残り\2600。この金額で作れる範囲で車両検知センサー、遮断機駆動装置を作っていかなければなりません。前回は駆動装置を思いつくだけ挙げたので、今回はそこから適当なものを選んでいきましょう。商品価格はこの記事を書いていたときのもの(2019年4月)ですので,目安程度に考えてください.
モーターを選ぶ
前回紹介した順番で一つずつ検討していきます。前回編を見ていない方はこちら
→Nゲージ工作 踏切の自作4
デメリットは踏切の自作4で挙げたので、メリットと決定的なデメリットのみを書いていきます。
タミヤのギヤボックスを使う
参考価格:No.167 シングルギヤボックスだとアマゾンでこのときは\480
メリット
- 安い
- 組み立てが簡単
- 遮断機の上下速度がある程度調節できる。
デメリット
- お座敷レイアウトに組み込むにはサイズがでかすぎる
まず大きすぎる時点で今回は没ですね。固定式レイアウトに使うなら導入できるかもしれません。
マイクロモーターを使う
参考価格:\496(二個入り)
メリット
- 超小型なのでお座敷レイアウトにはピッタリ
- 2個で\500という安さ
- 静か
デメリット
- 専用のギヤボックスがない
- ヘリの模型用に作られているので回転数が高い
- この軸にあう小さなギヤが見当たらない
回転数が高いので減速するためのギヤは必須なんですが、、、、ないんです。どこ探しても見当たらいんです。見つけたらだれか教えてほしいくらいです。ということでだれでも作れないので没です
マイクロサーボを使う
参考価格:\1590(4個入り)
メリット
- 買えなくはないくらいの値段
- 速度の調整が容易
- なんとかお座敷に組み込めるレベルの小ささ
デメリット
- 言うて高いし大きい
そこで…
サーボの制御のしやすさとマイクロモーターの小ささを合体させたこのマイクロサーボは、もうほぼ完ぺきです。しかしここにもデメリット….なんと1個あたり当時\1109もするのです。高すぎる。
ただ非常に魅力的なので保留ということにしておきましょう。
マイクロステッピングモーターを使う
参考価格:\490(20個入り)
先ほどの超小型サーボの値段という壁を取りさらったかのような商品です。
直径3.3mm~と超小型!
デメリット
- やや高度なはんだ付けテクニックが必要
- 歪みがあるものは直さないとつかえないらしい(byレビュー)
- 制御回路が複雑
ここでなんと!この制御回路の複雑さを一挙に解決してくれるものがあるのです。それが
こちら↓↓
TB6608FNGというドライバICです。1個\150と変換基板\50のセットで計\200。これとarduinoないしはタイマIC555というものさえあればこのモーターを制御できます。本来の制御回路は、”バイポーラステッピングモーター 駆動回路”と検索すれば出てくるとおもいますので、参考までに。
ということで、このドライバICとステッピングモーターを使うということで作っていきたいと思います。
では今回はこの辺で~👋
Nゲージ工作 踏切の自作4
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