さて、赤熊ブログ初投稿となります今回は…
踏切をつくる!!!
とはいってもトミックスやカトーから出ているようなほぼ完ぺきなものは難しいので、まずは電子工作の定番、Lチカを使って点滅する警報器を作っていきます。
ちなみに、Lチカの正式名称は知りません。LEDチカチカなんでしょうか?それはいいとして、今回はトランジスタ2石で作る非安定マルチバイブレータ回路と、arduinoを使って警報器を点滅させる2パターンの工作をしていきたいと思います。
では、まずはじめに使うものから紹介しましょう。
今回ははんだづけなしで作ってみましょう
用意するもの
まずアナログ回路用の部品↓
①ブレッドボード(ブレッドボードについての知識はこちら→使わないと損?!ブレッドボードを使ったらこんなに簡単に!!)
②ジャンパーワイヤーとそこら辺にころがってた導線。
③電池と電池ボックス(電池ボックスは④の電子パーツの中にも書いてあります)
④電子パーツ
パーツ名 | 値 | 個数 | 単価(秋月電子通商) | 小計 | 通販コード |
電池ボックス | 単3*2用 | 1 | ¥50 | ¥50 | P-10196 |
2sc1815GR | 2 | \100 (20個入) | ¥100 | I-06477 | |
抵抗(1/4W) | 0Ω | 2 | ¥100 | ¥100 | R-25000 |
※抵抗はすべて100個入り | 470Ω | 2 | ¥100 | ¥100 | R-25471 |
22kΩ | 2 | ¥100 | ¥100 | R-25223 | |
100kΩ | 2 | ¥100 | ¥100 | R-25104 | |
電解コンデンサ | 10μF | 2 | ¥10 | ¥20 | P-03116 |
ジャンパーワイヤーセット | 10cm以上 | 1セット | ¥220 | ¥220 | C-05159 |
導線 | 1 | ¥480 | ¥480 | P-06756 | |
ブレッドボード | 1 | ¥200 | ¥200 | P-05294 | |
LED(赤) | 3mm砲弾型 | 2 | ¥10 | ¥20 | I-11577 |
以下デジタル回路用部品↓
⑤arduino Uno(自分はUnoを使いたかったのですが、手持ちがmegaしかなかったのでmegaを使ってますが、Uno用に書いてあるので気にしないでください。)arduinoについて詳しい説明はこちら
⑥パソコンとUSB typeBケーブル(arduinoにプログラムを書き込むためのものです。)
それではさっそくやっていきましょう!
まず初めに、アナログ回路のほうからやっていきましょう。
自分は基本的に、マイコンなどのコンピュータを使う回路をディジタル回路、反対にそのような部品を使わないで作る回路をアナログ回路とよんでいます。
今回で言えばトランジスタを使ってLチカを実現する回路がアナログ回路に当たります。
まずは回路図と実体配線図を。この青いラインのところは0Ωの抵抗で代用します。
ここで今回アナログ回路のほうに使っていく部品をひとつひとつ見ていきましょう。
↓今回のメイン部品であるトランジスタ2sc1815。
↓そして電解コンデンサ10μF。(コンデンサとは 電解コンデンサ編→電解コンデンサはでっかいコンデンサ
極性があります。足の長いほうがプラス
さらにさらにカーボン抵抗器が2種類、22kΩと470Ω。470ΩはLEDの電流制限用に使います。(後述).抵抗器とは→抵抗とは
↓写真は470Ω(抵抗の帯色は表参照)
470 | 黄紫茶金 |
22k | 赤赤橙金 |
100k | 茶黒黄金 |
LEDはたくさん電流が流れると壊れてしまいます。なので電流が流れすぎないような工夫をしなければなりますん。その手段の一つが、抵抗器です。詳しくはこちら↓
実体配線図に従って組回路を組み立てます。電源は扱いやすい乾電池にしました。
こちらが実際に組んだ写真になります。↓
ブレッドボードの赤いラインが印刷されているほうに電池ボックスのプラス側を、青いラインが印刷されているほうに電池ボックスのマイナス側を、それぞれつなぎます。
これで回路が正しく組めていれば2つのLEDが踏切のように点灯するはずです!
………………がしかしここで問題発生
チカチカのリズムが速すぎる!!
さあどうしたことか、踏切にしてはチカチカする速さが速すぎるのです。
実は、部品が正しいものが使われていて、かつきちんと組まれていたらそうなるんです。
そこでそこで
じゃあどうすればいいんだよ💢
って思った人もいるかもしれませんね。それを次回の課題として持ち越しましょう。
自作の踏切シリーズはコチラ
→踏切シリーズ
[…] 踏切を作る1 […]
[…] 踏切の自作1で紹介した通り,LEDを点灯させるには抵抗器が不可欠です.しかし一体それはなぜなのか….今回はその疑問を解決していきます. […]
[…] arduino nanoで点滅させることも考えたのですが,ステッピングモーターを回したり車両を検知したりと,arduino nanoにかかる負担が大きくなることと,arduinoが複数の指令を並行して同時に実行できないことから,無安定マルチバイブレータを組むことにしました. 無安定マルチバイブレータについてはコチラ →Nゲージ工作 踏切の自作1 […]